女子大生のひとり言

来年春に卒業する大学生。田舎から都会へ出る予定。日本語と英語を喋る。毎日考えている事を独自目線で語るブログ。

田舎の女子大生が就職活動を通して感じた事

就職活動をして、感じた事

こんばんは。

2つ目の記事です。

昨日のお知らせ通り、就職活動について書きたいと思います。

 

長年、就活生に人気のあのヘアスタイル

個人的に、日本の就職活動って本当に面白いと思います。

私が「就職活動」を始める前に、「就職活動」と聞いて

思い浮かんだものと言えば…

・突然海苔の様に黒くなる友人の髪の毛

・パッキリと分かれた前髪

でしょうか。

就職活動を既に経験された方であれば、

男女問わず分かっていただけるのでは?

 

今年の就職活動解禁日、3月1日を迎えると、

辺りを見渡す限り、街は上に挙げた2点に当てはまる人々で溢れ返っていました。

私自身は、その日旅行で大阪に行っていたため、

大阪の街を地下鉄で移動している際に、

辺りを彷徨う黒いスーツの学生が大量発生する様子を見て、恐怖心を抱きました。

(本来であれば私もその黒いスーツの学生であっても良いことはツッコまない)

 

私は、

・突然海苔の様に黒くなる友人の髪の毛

・パッキリと分かれた前髪

を、目の当たりにしたのです。

(それにしても、あの黒さ?緑黒さ?凄いですよね。皆さんどこで染めるのでしょうか。)

 

あれは、就職活動時の流行と言っても良いんでしょうね。

私は就職活動をしていて、

「8割方の女子学生は同じに見えるなあ」

と思いました。

面接をしてくださる企業の方(特に50代のおじさま方)にとっては、

さらに見分けが困難なのではないでしょうか?

(私自身、考え方が老けているので、おじさま方は見分け付くのかも分かりませんが…)

 

 就活生がださださヘアスタイルを選ぶ理由

なぜ、多くの学生があの同じ(だっさい)髪形を選ぶのでしょうか?

私は、「日本人は、周りと同じでない事を嫌うから」だと思います。

 

これまで、22年間生活してきた中でも、

「周りに合わせなきゃ駄目という風潮」

を何度も見てきましたが、

就職活動中はさらに、その様な意識が高まるのではないかと思います。

 

・学校の就職ガイダンスに参加し、一斉に自己分析を始める学生。

(よく分からないグラフ?表みたいの書かされました)

・面接で話すネタとなる「何か」をしなきゃ駄目だと訴える偉い人

(私の学校には、就職活動を知り尽くしている方?が来訪され、情報を落としていっていました)

・それに感化され、一生懸命バイトやらサークルやら留学に励み出す学生

↑私は、ここの段階まで何となく参加しましたが、

ばかばかしく思えてきて、参加を辞めました。

 

国や学校が、「○月から就職活動を始めるんだよ」という

スタートラインを決める事に対しては、そこまで問題ないのかなと思います。

(それに企業・学生が従っているかは別ですが)

 

でも、そこからの道筋を示すような、教育というかセミナーを沢山開くから、

量産型な学生ばかりなのかな…見た目同じ学生が多いのも無理ないかな…と思います。

 

私はこんな就活生でした

ちなみに、私は「パッキリと分けた前髪」はやってみました。

周りがやっていたからというよりは、

まあまあ長い前髪を「だらーん」と伸ばしておくよりは、

分けた方がスーツという正装に合っていると思ったからです。

 

「突然海苔の様に黒くなる髪の毛」に関しては、やりませんでした。

理由は、「地毛がまあまあ明るい茶色である」からです。

 

私は、周りに合わせるという事をしませんでした。

おかげでかなり目立ちましたが、別に悪い事をしたわけではないので気にしていません。

ただ、生まれつきの物を変える必要性が分からなかったからです。

就職活動中は2回だけ、面接官の方に髪色について言及されました。

私は、「あ、黒髪が当たり前だって思っているんだな」と。

 

結局、言いたい事は

この文章で何が言いたいかというと、

日本では、

「みんながみんな同じ。それが当たり前。普通が当たり前。」という意識を

様々な場面で、大人から子供に植え付けているのではないでしょうか?

という事です。

 

私は、来年春卒業する大学生であるため、

就職活動で、それをひしひしと感じました。

 

こうして、量産型人間を大量生産したいのかなあ、この国は。

日本人なので、周りと調和する大切さもわかりますけどね。

 

今日はこの辺で終わりにします。

明日も、もしかすると就職活動ネタの続きかもしれません。

違うかもしれません。

では。